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ペット保険と保険会社選び、見落としがちなポイント。
ペット保険を比較する場合は、まず肝心の「保険内容」のチェックを最初に行います。
チェックすべきポイントについてはペット保険、保険商品選択のチェックポイント。をご覧下さい。
あわせて、ペット保険の対象となる動物の範囲を確認します。
犬や猫ならどこのペット保険会社でもまず問題ないのですが、一部にフェレットや鳥など、小動物を引き受けの対象外とする保険会社があります。
次に、加入のしやすさを確認します。
自分のペットが、そのペット保険会社の引き受け条件に問題なくあてはまるかをチェックします。
加入の段階でペットがあまりに高齢だったり、または持病がある場合には、新規の保険加入を引き受けてもらえない場合があります。
ペットも高齢化すると病気にかかりやすくなり、一般に保険料も高額になります。
一般にペットが8~10歳以上ともなると、ペット保険会社にもよりますがまず新規契約を引き受けてもらうのは難しいでしょう。
ちなみに小型犬や猫の8歳は人間の45~46歳、10歳は人間の54~55歳程度に相当します。
中型・大型の犬猫はもっと早く年をとりますし、また室内外よりも外飼いのほうが、早く年をとる傾向があるとされます。
ペット保険を考えるなら、ペットの年齢がなるべく若いうちに加入するのがよいでしょう。
また産まれて間もない場合は、産まれてから数十日程度の日数が経過していることが、保険引き受けの条件となる場合があります。
保険金の受け取り手続があまりに複雑だったり、手続に大きく時間がかかりそうなペット保険会社は避けたいですね。
またペット保険とは、比較前の基本的知識。でもご説明したように、保険金の受け取りは動物病院の窓口で自己負担分のみを支払うやり方と、いったん全額を支払った後でペット保険会社に保険金を請求するやり方の、二とおりにわかれています。
問題は後者のタイプのペット保険で、多くの必要書類を細々と求められたり、あるいは審査に時間がかかっては飼い主側のフトコロも厳しくなります。
それぞれの会社のホームページでは保険金の支払日数などをどうPRしているか、またペット保険の口コミ掲示板などもチェックして比較するようにしましょう。
最後に、競争上からも他社と差別化をはかるため、とくに大手ペット保険会社がいろいろと独自の付加サービスを充実させる方向にあります。
たとえばペット飼い主の掲示板を開設したり、無料の健康・病気相談、ペットの病気に応じた全国の対応動物病院の紹介、ペットロスのサポートなどを、「ペット保険契約者限定の付帯サービス」として提供している保険会社もあります(以下、一部参考事例)。
・どうぶつ健保 ご契約者様専用ページ(アニコム損保)
・クラブアイペット(アイペット保険契約者限定サービス)
ペットの情報入手がしにくい地方に住んでいる、あるいは手に入りにくい環境の場合には、ペット保険を比較するポイントとして、このような付加サービスの有無もチェックしておくとよいでしょう。