HOME > ペット保険会社・少額短期 > ペット保険、「保険会社」「少額短期保険業者」かをチェック。
ペット保険、「保険会社」「少額短期保険業者」かをチェック。
これまでのペット保険は、生命保険や損害保険など「保険会社」の商品ではありませんでした。
共済、それも無認可共済(根拠法のない共済)が多かったのです。
無認可共済においては事業免許の取得も不要で、これまでペット保険事業者の多くは、この無認可共済に該当していました。
ただし、無認可だからといって必ずしも運営がいいかげんという意味ではなく、万一事業者が事故を起こした際には罰則や監督を適用するための根拠となる法律が無い共済、という意味です。
ということは、これまでは利用者からすると、いざ事故が起きたときには保険金が払われない、または払われた金額が契約時の話と違って少ない、などのトラブルがいったん発生したときには、法的な救済が期待できないというリスクにつながっていたわけです。
平成18年(2006年)4月から「保険業法等の一部を改正する法律」によって、従来の無認可共済は、「保険会社」か「少額短期保険業者」、あるいは「特定保険業者」のいずれかの区分でなければならなくなりました。
法改正の背景は、ペット保険業者の問題というより、むしろ人間界(笑)において無認可共済による被害額の大きい金銭トラブルが発生したことを受けてのものでしたが、いずれにせよこの改正で、無認可共済であったペット保険業者も同様に対象になったわけです。
少額短期保険業者というのは、一定の条件を満たした業者だけがなることができるものです。
資本金は1,000万円以上、加えて複数の保険専門の職員の配置が必要など、いくつかのきびしい要件をクリアする必要があります(日本少額短期保険協会 少額短期保険業とは)。
その名の通り、商品が「少額」で、期間が「短期」のものを取扱うので、いってみれば「ミニ版の保険会社」です。
「特定保険業者」は法律改正の移行に伴う措置でしたので、平成20年(2008年3月末)までは「経過措置」として届出をした事業者はそのまま営業を続けることができましたが、平成21年(2009年)現在は営業することが認められていません。
したがって平成21年(2009年)現在、ペット保険の加入を比較検討するには、まずは引受先が金融庁の認可を受けたペット保険会社か、あるいは少額短期保険業者(ミニ版保険会社)かどうかを、最初に確認する必要があります。
平成21年(2009年)6月現在、金融庁の認可を受けてペット保険を取り扱う損害保険会社は以下の2社、そして登録済の少額短期保険業者は以下の6社となっています。
【(損害)保険会社】
・アリアンツ火災海上保険(株)
・アニコム損害保険(株)
【少額短期保険業者】
・ペット&ファミリー少額短期保険(株)
・日本アニマル倶楽部(株)
・(株)アイペットペット
・ペットメディカルサポート(株)
・もっとぎゅっと少額短期保険(株)
・(株)FPC
なお、少額短期保険業者の登録番号や取扱種目(ペット)の最新情報は、日本少額短期保険協会のホームページからも確認できます。
少額短期保険業者登録一覧(日本少額短期保険協会)
ペット関連最新情報
ペット保険の宣伝
私は今ペット保険について調べているのですが、ペット保険の宣伝というものを動物病院以外でみたことがありません。動物病院以外ではしないのでしょうか?もし見かけたらどこの会社かも教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。....